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もののあわれ。。。





自然への感受性や美を感じる心という点で
日本人に勝る国民はいないでしょう。




昭和始めのイギリス大使館の外交官の妻
サンソム夫人がそう書いている

藤原正彦師がおっしゃっていました。


日本人を名乗るに恥じないほどの
感受性を持ち合わせているかは
全くもって自信に欠けてしまいますが

近頃の自然の移ろいは
たまりません。


たった一本の幹に
いろとりどりの葉がなびきます。

そんな木々が重なり合って
よりいっそうの彩りで
秋の世界を染め上げます。



あぁ。
だめですね。
国語力が足りません。

外国語は操れなくとも
せめて日本語は操れるようにならなくては。

国語ですよ、
大切なのは。


えぇ。
これも受け売りですけれど。



それにしても。

本当に日本の色は繊細だと思います。

ドイツにスペインにオーストリア。

3カ国しか訪れたことはありませんが

異国の地で見た空は
ものすごく印象的でした。

花も、木も、生い茂る草々も

ぱっきり

とした印象を受けました。

それぞれが
存在感を全面に押し出している

そんな印象を受けました。


日本の自然はもののあわれ。。。_e0015453_234715.jpg
驚異的に
繊細です。



黄金色のカーペットのようなススキの
向こうに

朱色がかった夕日が
空を紅く染めていました。

ららん らんらら らんらんらん♪

ナウシカのテーマソングが
脳裏を過ぎりました。


手前の草むらに
しなびた大根が干されていました。



日本の秋は
美しい。




あ~ん。
見られてよかった。

by kunku_23 | 2006-10-28 00:00 | 日記